防災について学ぼう「防災備蓄・災害時の心がけ」1

こんにちは!丸菱の平野です。

先日、集中豪雨により熊本県や鹿児島県で災害被害があったとニュースで見ました。

被災された方には、衷心よりお見舞い申し上げます。

 

このような時だからこそ、今回から「防災備蓄や災害時の心がけ」について学んでいきたいと思います。

万が一のことがあった時に思い出していただければ幸いです。

 

〇備えておこう!

”最低限「3日分(※)」が目安”

普段から飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておきましょう。飲料水は3日分(1人1日3リットルが目安)、非常食も3日分の食料として、ごはん(アルファ米)、ビスケット、板チョコ、乾パンなどを人数分用意します。その他 トイレットペーパー、ティッシュペーパー、マッチ、ろうそく、カセットコンロなどの生活用品も用意します。

また、飲料水とは別に、トイレに流したりするための生活用水も必要になります。日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつも張っておく、などの備えを心がけましょう。

(※)大規模災害発生時には、「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。

”必要なものはリュックサックに”

自宅が被災したときは、安全な場所に避難し避難生活を送ることになるかもしれません。非常時に持ち出すべきものはあらかじめリュックサックに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。

 

定期的に備蓄品をチェック

せっかく備蓄をしていても、「いざというときに電池がなかった」「賞味期限が切れていた」ということがないように、定期的に備蓄品を確認することも大切です。食品の賞味期限だけではなく、電池、薬、使い捨てカイロなどは使用期限があるので注意しましょう。例えば毎年「防災の日(9月1日)」を備蓄品のチェック日にするなど、季節の家族イベントにして忘れないようにするのも、よいアイデアです。

 

「日常備蓄」のすすめ

防災のために特別なものを用意するのではなく、できるだけ普段の生活の中で利用している食品などを多めに備えるようにしましょう。「普段使わないものを用意する特別な準備」をするとなると、管理が難しくなかなか続かない場合がありますが、「いつも使っている食料品や生活必需品を少し多めに購入しておく」のであれば、日常生活の延長線上で比較的容易に備蓄を続けていくことができます。

 

今回は、備蓄について多く学びました。次回は、非常用持ち出しバッグの内容例をご紹介します。

詳細が知りたいという方は、あいおいのホームページ「防災について学ぼう!」をご覧ください。

 

週半ば、じめじめした日が続きますが、さわやかに毎日を過ごしましょう。

おはようございます。内務の若山です。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

4日の土曜日、すっごく綺麗な虹をみました🌈思わずパシャリ☆彡

でもやっぱり写真ではなく、自分の目で見るのが一番綺麗ですね( *´艸`)

虹を見た時って誰かに伝えたくなる気持ち分かりますか?

私は伝えたくて仕方なかったです!なのでブログに投稿させていただきました!

皆さんは虹が何色がご存知でしょうか?^^

「それはもちろん7色!」と思われた方が多いと思います!

実際、私も物心がついた時には虹を7色で描いていました。

日本では、虹といえば7色(赤 橙 黄 緑 青 藍 紫)というのが一般的になっているみたいですが、

イギリスやアメリカでは6色(赤 橙 黄 緑 青 紫)、フランスやドイツ、中国、メキシコでは5色(赤 黄 緑 青 紫)、

南アジアやアフリカの一部では2色と認識されているみたいです!

不思議ですよね(‘_’)こんなにたくさんの捉え方があるのにはビックリしました!

虹の色の数に正解はない、ということですね(⌒∇⌒)

ちなみに私は、未だにはっきりとした7色の虹を見たことがないことに気づいたので、

これからは虹が出るたびに色を数えるのが楽しくなりそうです!

 

長くなりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今日も良い一日でありますように(⌒∇⌒)

熱中症講座3

こんにちは!丸菱の平野です。

 

本日は、”熱中症が起こりやすい時期と場所・熱中症に特に注意したい人”について学んでいきましょう。

熱中症パンダフリーイラスト | パンダ・動物かわいいフリーイラスト

まず、”熱中症が起こりやすい時期と場所”についてお話しします。

熱中症が起こりやすいのは、太陽が照りつける暑い日だけではありません。次のような日には熱中症に注意しましょう。

 

1.真夏の気温が高いとき

7月~8月の日中、最高気温が30度を超えるような日に熱中症の患者数が増加します。また、熱帯夜(最低気温が25度以上の暑い夜)が続くと、夜間も体温が高く維持されてしまうため、熱中症が起こりやすくなっています。

 

2.梅雨の晴れ間や、梅雨明けの急に熱くなったとき

この時期にも熱中症は多くみられます。この時期はまだ暑さに身体が慣れていないため、体温調節がうまくできないためといわれています。しかし、暑い日が続くことで次第に身体が暑さに慣れてきて熱中症になる人も減っていきます。

 

3.こんな日・こんな場所には注意!!

気温が高い日、暑くなってきたばかりのとき、湿度が高い日、風が弱い日、日差しが強い日、熱帯夜の翌日、照り返しが強い場所(コンクリート地帯は注意)、熱いものがそばにある場所、急に熱くなった日 など

 

次に”熱中症に特に注意したい人”を紹介します。

 

1.乳幼児

乳児や幼児は大人より新陳代謝が活発で体温が高いのが特徴です。しかし、大人と比べて、汗腺の発達が未熟なため、うまく体温調節をすることはできません。炎天下の車内など、体温よりも周囲の温度が高くなるような場所では、短時間で体温が上昇し、生命の危機に陥ることもあります。

また、ベビーカーは地面に近いため通常の気温よりも+3~5度気温が高くなっています。ベビーカーに乗せて外出するときには注意して様子を見るようにしましょう。

 

2.高齢者

高齢になると脂肪がつきやすくなる分、身体の中の水分の割合が少なくなります。そのため、同じ環境にいても高齢者のほうが熱中症になりやすくなっています。また、高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくく、水分の摂取量が低くなりがちです。そして、心機能や腎機能が低下しがちなため、熱中症になった時の症状がより重篤になりやすい傾向があります。

高齢の方は、のどが渇いてなくても時間を決めて水分補給を行ったり、部屋の温度をこまめに調節したり、1日に1回は汗をかく程度の運動を行ったりすることで熱中症予防に努めてください。

 

3.こんな人も注意が必要

肥満傾向の人、体力のない人、持久力のない人、暑さになれていない人、運動部の一年生、体調の悪い人、持病のある人、熱中症になったことがある人

上記に挙げた方は、乳幼児・高齢者と同様に熱中症に注意が必要です。

しっかり水分・電解質の補給を行い、予防を行いましょう。

 

暑さ本番が近くなってきました。皆様、熱中症にはくれぐれも注意してください。

熱中症講座はこれにて終了です。全3回、お付き合いいただきありがとうございました。

 

熱中症に気を付けて、楽しい夏を過ごしましょう!

今週も素敵な一週間を!

 

熱中症講座2

こんにちは!丸菱の平野です。

 

本日も前回に引き続き、熱中症講座をお届けします。

本日のテーマは”熱中症が疑われた時の応急処置”についてです。

無料イラスト] 熱中症で倒れる男の子 - パブリックドメインQ:著作権 ...

 

もともとの体調不良で頭痛や倦怠感がある方ですと、熱中症の初期症状(めまいやふらつきなど)に気づかないことがあります。また、熱によって意識が朦朧として、自分の状況を判断できないまま意識を失ってしまうこともあります。

熱中症を発症してしまった場合は、適切な応急処置を行い、必要であれば医療機関の受診をおすすめします。

ただし、「本人の意識がはっきりしていない」「自分で水分や塩分(ナトリウム)が摂取できない」「水分補給など何らかの対処をしても症状がよくならない」といった症状がある場合は、応急処置を行いつつ、すぐに医療機関へ連れて行ってください。

 

では、応急処置の流れをご説明します。

1.症状の確認

熱中症を疑う症状がある方の意識があるかどうか確認します。

※意識がない、意識がはっきりしていない場合はこの時点で救急要請をします。

 

2.涼しい場所へ移動

可能な限り、クーラーの効いている室内などの涼しい場所へ移動させます。(近くにそういった場所がなければ、風通しの良い日陰へ移動させましょう。)

寝かせる場合は、足を少し高くして寝かせましょう。

 

3.水分と電解質の補給

次に水分と電解質の補給を行います。意識がはっきりしている場合は、電解質を適量含んだスポーツドリンクや経口補水液を自分で飲ませます。

※意識がない、朦朧としている時は、気道に水分が流れ込む可能性があるので、無理に飲ませないでください。

 

4.身体を冷却する

衣類を脱がし、きついベルトやネクタイ、下着をゆるめて身体から熱を放散させます。

露出した皮膚に冷水をかけ、うちわや扇風機などで扇ぐことで身体を冷やします。

氷のうなどがあれば、それを首付け根左右と脇の下、大腿(足)の付け根の全面に当てて太い血管を冷やします。

 

 

5.安静にして十分に休息をとり、回復したら帰宅する

※症状が回復しない場合は医療機関を受診しましょう。

 

 

あくまで応急処置ですので、改善しない場合は必ず医療機関に受診してください。

周りの方で熱中症の疑いがある場合はこのような応急処置を行いましょう。

 

次回は”熱中症が起こりやすい時期と場所・熱中症に特に注意したい人”をご紹介します。

 

では、皆様よい週末をお過ごしください。

熱中症講座1

こんにちわ。丸菱の平野です。

ここ最近、ぐっと気温が上がって夜になっても25度を超える日々が続いていますね。

今年の夏も暑くなるといわれています。そこで、熱中症について一緒に学んでいきたいと思います。

 

今回は熱中症の種類について学んでいきます。

熱中症の女性のイラスト

 

「熱中症」とは暑い環境で生じる健康障害の総称で、症状により以下4つに分類されます。

 

熱失神(日射病)

皮膚血管の拡張によって血圧が低下し、脳への血流が悪くなることにより起こります。

症状・・・めまい、一時的な失神、顔面蒼白、脈は速くて弱くなる

 

熱けいれん

大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。

症状・・・筋肉に痛みを伴ったけいれん

 

熱疲労

大量に汗をかき、水分の補給が追いつかないと、身体が脱水症状になり熱疲労の症状がみられます。

すぐに医師の診断が必要な症状です。

症状・・・全身倦怠感、悪心・嘔吐、頭痛、集中力や判断力の低下、高体温 など

 

熱射病

体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態です。意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)がみられたり、ショック状態になる場合もあります。

症状・・・体温が高い(40℃以上)、意識障害、呼びかけや刺激への反応がにぶい、言動が不自然、ふらつく、発汗停止 など

 

 

 

次回は”熱中症が疑われるときの応急処置”について学びます。

 

今日も一日元気に頑張りましょう。