乳がん検査

こんにちは。丸菱の平野です。
お盆休みに向けてバタバタしてしまい、なかなかブログの投稿ができませんでした。

本日は乳がん検査についてお話ししたいと思います。

私は毎年乳がん検査を行っていますが、皆様乳がん検査ってどんな種類があるかご存じですか?
乳がん検査には3種類の方法があるのです。それぞれの検査の特徴についてお話しします。

まず、一番オーソドックスな「マンモグラフィ」。
マンモグラフィとは、乳腺・乳房専用のレントゲン撮影を行う検査です。
立体的に乳房全体が写し出せるように、少し斜めと水平の2方向で撮影を行います。
撮影中は、撮影技師が圧迫版で挟む乳房の位置を調整しながら撮影するため、圧迫による痛みを感じることがあります。
自治体が行っている住民健診の対象は40歳以上となっていますが、乳がんは若い女性にも発症します。日頃からセルフチェックを行い、2年に1度は検診を受けることがおすすめです。

次に「超音波(エコー)検査」です。
超音波(エコー)とは、超音波診断装置を使用し、入郷に超音波を当てて、写し出された画像を確認する検査です。
乳房の圧迫を必要としないため、痛みを伴いません。
しかし、エコー検査では乳がんの初期症状の1つである石灰化を写し出すことはできません。一方、数ミリ程度の小さなしこりを発見することができます。
超音波検査は放射線被ばくを避けたい妊娠中の方や、乳腺が発達していてマンモグラフィ検査に向かない方の検査に適しています。

最後は「MRI」。
MRIとは、磁気共鳴画像装置(通称MRI)を使用し、乳房の病巣を画像化して診断する検査です。
乳房にできた腫瘍と正常な乳腺組織とを選別できます。
また、縦・横・斜めなど任意の方向からの、断層画像を得ることができるという利点があります。
MRI検査では、正常な乳腺と病変を区別するだけでなく、病変が良性なのか悪性なのかの鑑別判断を行うこともできます。また、乳がんの広がり診断も行えるので、術前検査として用いられることもあります。

以上の3つが乳がん検査として用いられる検査になります。
オーソドックスなマンモグラフィ検査は乳房を圧迫して撮影するために痛みを伴いますが、自治体からの補助があるので比較的手軽に受けることができます。

検査を定期的に受けることもおすすめですが、日頃から自分の体と向き合い、セルフチェックを行うことで早期発見につながります。
次回、セルフチェックの方法をご紹介いたしますので、一度ご自身でセルフチェックを行ってみてはいかがでしょうか?

本日は、この辺で。
よい週末をお過ごしください。