こんにちは。丸菱の平野です。
早いものでもう10月ですね。例年なら、各地でハロウィンイベントが開催されますが、今年はどうなるのでしょうか。
マスク・手洗い・うがいを続けて、油断せず今後もコロナ対策を行っていきましょう。
さて、本日は、前回のビジネスマナーのクイズ 答え合わせを行っていきましょう。
Q1.お茶出しのマナー
会議の席にお茶をだすことになりました。お茶は左側に置くように先輩に言われていたので、テーブルの上の書類を寄せて左側に置きました。これでよかったのでしょうか?
A1.答えは「NO」
仕事の場でのお茶はテーブルマナーとは違います。お茶は仕事をスムーズに運ばせるための潤滑油のようなもの。
優先されるべきは、仕事の邪魔にならないこと。書類やその他の物の妨げにならないところに、そっと、しかしその人のお茶であることがわかるように「どうぞ」と小声を添えてお出ししましょう。
Q2.会社の印象をよくするためには、元気で明るいことがなにより。応接室にお茶を出す時にもドアを大きくノックして、「失礼します」と元気に入っていくように心がけています。これは正しい心がけですか?
A2.答えは「NO」
元気で明るいことは大切なことですが、それも時と場所、状況を考えて。大切な話をさえぎったり、商談の腰を折ってしまうことにもなりかねません。理想的なのは邪魔にならず、そしてお茶が来たことでほっとできるような出し方が良いですね。
ドアは軽くノック(ここで返事を待つ必要はありません)、「失礼します」は小声で、ドタドタ歩かず、流れるようにスムーズなお茶出しをしてください。
Q3.電話のとりつぎ
来客中の上司に凱旋が入りました。お得意様でお急ぎのようなので、「△商事の凸凹さまから急用のお電話が入っています」と小声で耳打ちしました。これは正しいですか?
A3.答えは「NO」
どんな場合でも来客中に伝言を入れる時には、メモにすること。内容がお客さまに伝わってしまうのは良くありません。どんなことで関連があるかわからないからです。
どんなに急いでいても必ずメモにすることが鉄則です。
Q4.上司の紹介
訪問してきたお客様に、上司を初めて引き合わせることになりました。訪問してきたお客様の方を先に紹介する、と聞いていたので、「こちらは渡しあいつもお世話になっているお客様の○○様です」と上司に言い、次に上司をお客様に紹介しました。これでよかったでしょうか?
A4.自己紹介、身内の紹介は先にするのが礼儀です。先に自分の身分を明かして、相手を安心させる、という意味合いがあるからです。
自社の人間は自分の身内、ということになります。ということで、まずお客様に自社の人を紹介して、その次にお客様を自社の人に紹介するという順番になります。
Q5.上司の紹介2
お客様に上司を紹介する時の言い方はどれが良いでしょうか?
①私どもの鈴木部長でございます。
②部長の鈴木でございます。
③当社の部長の鈴木さんです。
A5.正解は「②部長の鈴木でございます。」
外部の人に紹介する時には、身内に敬称はつけません。第三者に「お父さん」「お母さん」と言わないのと同様です。”さん”はもちろんのこと、敬称である役職は、たとえ社長や部長、課長であっても呼び捨てでかまいません。
ただし、役職を相手に伝えたい時には「社長の△」「部長の○○」というように、名前の前に肩書を持ってきましょう。
いかがでしたか?何問正解しましたか?
私は全問正解しました!
本日は、このへんで。
今月も元気に頑張りましょう。